ロシアで「電子徴兵制度」スタート

こんにちは。株式会社エス・スリーのスタッフです。

今回は、ロシアで本格的に始まった「電子徴兵制度」についてご紹介します。
この記事を読んで、デジタル化が進むことで人々の自由がどう制限されるのか、深く考えさせられました。

ロシアでは2023年にプーチン大統領が法改正を行い、兵役の召集通知を紙から電子化する仕組みが導入されました。
今年5月には、テスト運用が終わり全国での本格稼働が始まったと報じられています。
通知は政府のポータルサイト「Gosuslugi」などを通じて発信され、従来のように対面で通知を受け取らない限り無効、という抜け道は封じられました。

さらに驚くのは、通知を無視しただけで「出国禁止」「運転免許の停止」「不動産や金融取引の制限」といった制裁が自動的に課される点です。
ウクライナとの戦争で兵力不足が続く中、若者を強制的に確保しようという意図が見え隠れします。
徴兵対象の年齢も「18~30歳」に拡大され、多くの若者が対象になっています。

この動きを見て、単なるIT化の話ではなく、政府による管理や統制の強化だと感じました。
便利さの裏にあるリスクについても、しっかり目を向けていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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