「脱炭素」って?

こんにちは。株式会社エス・スリーのスタッフです。

今日は、日ごろ耳にするけど実は良く分かっていなかった言葉「脱炭素」について調べてみました。

脱炭素については、環境省の特設サイトもあります。
脱炭素ポータル

ざっくり言うと、
「地球温暖化をこれ以上進めないため、温室効果ガスを削減する」
という目的のために「脱炭素」が叫ばれているようです。

炭素と言われると二酸化炭素をイメージしにくい気もします(私だけでしょうか。)

温室効果ガスとしては二酸化炭素のほかにもメタンやフロンなどがありますが、大部分を占めているのが二酸化炭素になります。
若干話がそれますが、フロンは一昔前にオゾン層を破壊するということで問題になりました。
昔は冷蔵庫などに使われていましたが、現在は代替フロンというものが使用されているようです。。
ただ、その代替フロンも温室効果があるということでまた別の物質(グリーン冷媒)への置き換えが進んでいるということです。

話を戻しますと、2015年に200か国で合意された、「パリ協定」によって、
世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して2℃より充分低く抑え、1.5℃に抑える努力を追求することになりました。
なので、「脱炭素」は日本だけでなく世界的な取り組みです。

日本では、2050年までにCO2の排出を実質ゼロにするよう目標が菅総理によって掲げられました。
日本は石炭を使った火力発電が広く行われていてコストも低いため、CO2の排出を減らすことが難しいという問題を抱えています。
この問題に対処するために太陽光発電や風力発電などの「再生可能エネルギー」の利用も進められています。

また、ガソリン車が排出するCO2も大きいため、電気自動車や水素エネルギーを動力とする自動車の実用化も進められています。
最近私の実家そばに突然水素ステーションができました。
大きなタンクがあり、「なんだか怖いな」と思っていたのですが、
改めて脱炭素の流れと関連付けられると、「なるほどな」と思いました。

昨日のニュースでは、政府は2030年度までに家庭部門の温室効果ガスを66%削減する計画だそうです。
産業部門は減らすのが大変ということもあるのでしょうか・・・
家庭部門の削減幅が一番多いという計画になっています。

私たちの身近でできるような方策としては、
・LED照明を導入する
・断熱リフォームをする
・エアコンや冷蔵庫などの家電などを省エネタイプのものに買い替える
・脱炭素に取り組んでいる企業の製品を購入する・投資する

といった感じになりそうです。
個人で減らせるCO2の排出量は少ないですが、各自が取り組むことで総計は大きくなるはずです。
「脱炭素」の達成に向けて貢献できますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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